2017年1月2日月曜日

平成29年瑞応寺へ参内

森井家恒例行事 新居浜市にある瑞応寺へ参内しました。





毎年、瑞応寺へ参内し楢崎通元老師の薫陶を受けるのが年の始まりです。

今年は、酉年であるため、方丈様の描かれた酉に関する色紙をいただき、
酉年のお話をお聞きしました。



「鶏向五更啼」と色紙に書かれています。
曹洞宗の開祖道元禅師様は「鶏は五更に向かって鳴く云云」とお示しです。「コケコーロー」と、木の枝や高い屋根などで羽ばたいて叫ぶのは雄鳥、それを最初に知らすのは雌鳥、次いでヒヨコがピヨピヨと寄って来て餌を探す、雄鳥も土をほぜくり、虫を取ってやる。そんな情景が描かれています。人間の世界でも同じですね。まずお母さんが起きて朝ご飯を作り時間が来るとお父さんを起こして、そのうち子供たちも起きてきて朝ご飯をみんなで食べて、会社や学校へ行く。こんなさりげないどこにでもある穏やかな日々が本当の幸せなのだと思います。

今年も無事に、方丈様からいただいた干支の色紙でわが家の玄関にかけている色紙での、干支送りをすることができました。



御歳91歳になられる 楢崎通元老師(方丈様)と共に



今年も大銀杏樹の前で記念撮影!


大銀杏樹の解説です。


大銀杏樹の全景です。もっと高さはありましたが雷が落ちたり老木と言うことで、先の方が折れてしまいました。


瑞応寺の境内にある花尾山の山頂に金毘羅さまが祭られています。
山寺では野鳥の声や渓谷の響きに和しての梵音声(ぼんのんじょう)は身に浸みてありがたく感じます。
「衆生(しゅじょう)の教体(きょうたい)は音声(おんじょう)を以(もっ)てする」といわれ、大自然の運行に合わせて、草木も眠る丑満(うしみ)つ時から暁天座禅(ぎょうてんざぜん)の四時過ぎになると、野鳥の声がボツボツ聞かれ、朝の清風が顔を撫でてくれる心地良さで、鳥のさえずりも活気が出てきます。


瑞応寺 山門にて



西日本随一の、瑞応寺、専門僧堂をバックに!!


今年も一年 無心に行動あるのみです!!







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